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 ブラケット出力
デジスコ用のレリーズステーを3Dプリンタで作ってみた感触から、そろそろ自作ブラケットにいけるんじゃないかと思って、いろいろ考えてみる。
以前に一回トライして大失敗しているんだけど、なんとなく作戦も見えてきた。

現在使っているブラケットは業者に出力してもらったんだけど、レンズエラーが起きないように、レンズが最も伸びる望遠側の位置に合わせて設計してある。これを広角側に合わせることでズーム中間域のケラレ・減光を防げないか試してみたい。また、以前使っていたNikon 1 J1用のブラケットも作ってみたい。
自宅で出力できればいろいろ試しやすいからね……そもそもこれを作りたくて3Dプリンタを買ったんじゃい! いくぞ、おりゃ!!

これが、グラフィック社で出力してもらったときのモデルデータ。

まず、全体的な積層方向を考えなきゃいけないけど、いろいろ作ってきた経験から、円筒っぽいものは円筒っぽく↑この向きのまま出力するのがいいかな。

その上で、懸案事項は……
・底面が出力時に反ってしまわないかどうか
・底面が剥離時に壊れてしまわないかどうか
・積層方式3Dプリンタは底面以外の下向き平面の出力が出来ない
てなところ。

「反り・剥離」の問題について、説明書に書いてある正しい使い方では、ガラス面に水糊状のもの(「CUBEスティック」という)を塗って出力後に水浸させてはがす、ってな手法なんだけど、これが全然うまくいったことがない。剥離するのにガラスとの癒着が激しくて無理にはがすと接地部分がボロボロになる。さらに、糊の固定力に対して樹脂の収縮力が強くて底面が反り上がってしまう。
実は、以前の失敗は、この「接地底面がままならない」問題から、精密さの要求されるスコープとの接続部分を接地させないよう、全体を90度起こした状態で出力したせい。
この「底面問題」については、OA用紙を両面テープでガラスに貼ってその上で出力するのがうまくいくみたい。最近の出力はずっとその手法でやっていて、特に両面テープを貼ったところは生成も剥離も安定する。検索すると同じようなことをしている人もいて、Amazonで土台用シートを売っていたり、ドラフティングテープを使う手法など、いろいろ出てくる。

「下向きの平面」っていうのは、使用する3Dプリンタ「Cube 2gen」が、モデルの下部分から練りだしていく積層方式なので、土台に接地させる部分以外の下向きな平面があると、フィラメントを真横に(中空に)積層できずに乱れてしまう。これを避ける形に作り変えないといけない。足場(?)になるサポート材も出力すればいいんだけど、これもいまいち出力が安定しない。
円筒方向に対して水平に出力すると、ネジ穴の上部がこの「下向き」にあたることになる。ただ、なんとかノズルから射出するフィラメントが跨げる距離だし、多少垂れて出力した穴が小さくなっても、ある程度削って解決できるんじゃないかな。レリーズステーを作ったときのように、ネジをねじ込んでいくことで溝ができるのも期待できる。

なんやかんやで、おりゃーーーっ!!!

・下向きの平面を廃して斜めに立ち上がっていくように
・ズームレンズの広角側の位置に合わせるために円筒部を7mm縮める
・伸ばしづらいレリーズステー方面のパーツをカット
レリーズステーは、市販の金属のプレートで伸ばす作戦にしてみます。

では、出力してみましょうっ。

反りもなく立ち上がったようで期待できそう……?
(PLA樹脂は糸を引きすぎてヤバい)

ぷしゅーーーーーー!!!!

上々の出来?! とにかく糸を引いて、繊維をまとうよね。

ネジ穴2箇所の他に、鏡筒(?)手前に下向きの平面があったのを直し忘れた。
荒れてしまったのはこの部分(↑よく見るとわかる)

まあ、でも、大丈夫みたい。ネジとカメラで隠れる部分だし、ね。

ベキっと剥離もうまくいきまして、メインとなるフィルターねじ部品を装着。ステップアップリング・ステップダウンリング3枚ではさみこむ。中間に52mmからのステップダウンか52mmへのステップアップのリングを入れれば外周部が円筒の先端にフィットする……はずだったんだけど、やっぱり出力された径が小さい。でも、削ってなんとかフィット。最前部には58mmフィルターネジになるようにして、デジスコドットコムTA4に接続(55→52・52→46・46→58にしたかな?)。


斜めに立ち上がらせるデザインがペンタプリズムみたいになってカッチョええ〜♪
(自画自賛)

しかし、レリーズ方面に伸ばすプレートを接続する予定だった部分がフィットせず。
いろいろ精度悪いな(竹ものさしで適当に測ってるせい、という説も)。

仕方がないので、別パーツで横に伸びるプレートも設計。おりゃおりゃー!!!

位置合わせのためのガイドが多いwww

ふっふっふ。完璧じゃないのー。

それぞれの部分ごとに、適した出力方向があって、その切り分けと接合方法が大事ですね。スコープをつなげてみたけど、7mm詰めたクリアランスもいい感じ。肝心なことだけど、耐久性も大丈夫そうです。
さてさて、いつ試し撮りにいこうかな♪
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